×

ニュース

「伊方」差し止め 41人が4次提訴 広島の被爆者ら

 広島、長崎両県の被爆者たちが四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)の運転差し止めを求めた集団訴訟で、被爆者5人を含む広島や香川など10都府県の41人が8日、広島地裁に4次提訴した。原告数は計253人となった。

 今回提訴したのは40~80代。このうち被爆者は広島県内の5人で、全原告のうち40人となった。提訴後の会見で、原告に加わった江田島市の山下徹さん(67)は「原発事故が起これば瀬戸内海は汚染され、環境への被害は甚大だ。原発は運転すべきではない」と話した。

(2017年11月9日朝刊掲載)

年別アーカイブ