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米軍低空飛行で三次市が抗議文 駐日大使らに

 広島県三次市作木町で9月27日に米軍機が小中学校などの上空を低空飛行した問題で、同市の増田和俊市長は15日、ジョン・ルース駐日米大使や、米海兵隊岩国基地のジェームズ・スチュワート司令官宛てに抗議文を郵送した。

 文面は「小学校では校庭で授業中の児童に多大な恐怖をあたえている」と主張。学校施設などの上空飛行に関する日米合同委員会の合意に触れ、「妥当な考慮を払っているとは到底認められず、極めて遺憾」と、低空飛行訓練の中止を求めた。

 また、外務、防衛両相にも低空飛行訓練の中止を米側に求めるよう要請文を送った。

(2012年10月16日朝刊掲載)

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