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浜田は「基地周辺よりひどい」 社民・福島党首が視察

 社民党の福島瑞穂党首は17日、米軍機の低空飛行訓練が相次ぐ島根県浜田市旭町を視察した。「基地周辺より事態はひどい」と、来週にも在日米大使館へ訓練中止を要請する方針を示した。

 党県連関係者たちと計11人で、市旭支所と近くの認定こども園を訪れた。ことしは9月末までに市内で270件(午後9時以降88件)の騒音を確認したと市職員から説明を受けた後、支所屋上の騒音測定器を視察。同園では園長から「低空飛行時にうずくまり、泣く子どもがいる」との訴えを聞いた。

 福島党首は「住民は自分が米軍機に狙われているような恐怖を感じている」と述べ、沖縄県で米兵2人が集団強姦(ごうかん)致傷容疑で逮捕された事件について米大使館に抗議する際、訓練中止も求めるとした。(黒田健太郎)

(2012年10月18日朝刊掲載)

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