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日米両政府に合意順守要請 低空飛行で広島県

 広島県は17日、三次市作木町の作木小の上空を米軍機が9月に低空飛行したのを受け、日米合意を守るよう、ルース駐日米国大使や森本敏防衛相たちに要請した。

 米軍や県によると、米軍機は9月27日昼に低空飛行訓練をした。要請書は「校庭にいた多くの児童がおびえていた」と強調。昨年12月にも同じ上空で低空飛行が行われたとして、「(学校や病院などに考慮するとの)日米合意に反し、誠に遺憾」と批判した。

 米軍には低空飛行訓練をしないよう求め、日本政府には米軍などの関係機関への申し入れを要請した。

(2012年10月18日朝刊掲載)

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