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　広島市中区の広島国際会議場で２９、３０両日に開かれる国連軍縮会議に、核兵器禁止条約の交渉会議で議長を務めたコスタリカのホワイト在ジュネーブ代表部大使が出席する。条約制定を受けた今後の核軍縮・不拡散の見通しについて、政府や非政府組織（ＮＧＯ）の専門家らと意見を交わす。１５日、市が発表した。

　ホワイト氏は、３０日午前９時半からの会合で登壇。秋山信将・在ウィーン代表部公使参事官や、条約制定に貢献して今年のノーベル平和賞を受ける国際ＮＧＯ核兵器廃絶国際キャンペーン（ＩＣＡＮ（アイキャン））の川崎哲（あきら）・国際運営委員らを交えた全５人で討議する。

　現時点でほかに、核保有国の米英ロ各国や国際機関の研究者らが出席を予定。各日先着１５０人の聴講者を市平和推進課が募っている。無料。各区役所などに申込用紙がある。２４日（必着）締め切り。同課☎０８２（２４２）８８７２。（岡田浩平）

（２０１７年１１月１６日朝刊掲載）