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　世界の食や文化を体験する広島県内最大級のイベント「国際フェスタ」が１９日、広島市中区の広島国際会議場一帯であった。広島平和文化センター（中区）や市などが主催した。

　市民団体や企業が３８の催しを展開。東南アジアの遊びや小物作りの体験ブース、各国料理の屋台が並んだ。タレントのボビー・オロゴンさんはトークショで貧困層が多い母国ナイジェリアの現状を語った。西区の会社員川嶋明子さん（３５）は「英語力を鍛え、交流を深めたい」と話した。

　平和活動に取り組む若者の発表会もあり、修道高２年小西佑弥さん（１７）たちが５月にオーストリアであった核拡散防止条約（ＮＰＴ）再検討会議の第１回準備委員会を傍聴した経験を紹介。中国新聞ジュニアライターも活動をアピールした。（井上龍太郎）

（２０１７年１１月２０日朝刊掲載）