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広島市長の出席決定 平和賞授賞式

 広島市の松井一実市長は21日、ノルウェー・オスロで来月10日にある国際非政府組織(NGO)核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN(アイキャン))へのノーベル平和賞授賞式に出席すると正式に決めた。

 来月8~12日の日程で渡欧。被爆者や長崎市の田上富久市長とともにICANの受賞を見届ける。会長を務める平和首長会議に加盟するオスロのマリアンヌ・ボルゲン市長と面会するほか、現地のノーベル平和センターを訪れ、原爆資料館(中区)が貸し出した学徒の遺品を含む関連展示を視察する。各国大使との面会なども調整するという。

 松井市長がノーベル賞委員会から招待されたのを受け、市議会がこの日の議会運営委員会で、以前に申し合わせていた定例会の日程を変更。一般質問が予定されていた11日を休会とするなどし、授賞式出席が可能になった。(岡田浩平)

(2017年11月22日朝刊掲載)

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