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米駐日大使が岩国を初訪問 共用球場を視察

 米国のウィリアム・ハガティ駐日大使が30日、岩国市を初訪問し、同市の愛宕山地区に完成した米軍と市民が共同使用する野球場「キズナスタジアム」などを視察した。

 福田良彦市長の案内で同スタジアムを見学。福田市長に野球のグラブをプレゼントされ、キャッチボールを楽しんだ。その後、入り口に、市長や米軍岩国基地のリチャード・ファースト司令官、在福岡米国領事館のジョイ・サクライ首席領事たちとともにハナミズキを植樹した。

 同領事館によると、岩国訪問は同市や周辺地域が日米同盟の観点から果たす役割などについて理解を深める目的。ハガティ氏は米軍と海上自衛隊の岩国基地も視察したという。

 ハガティ氏は「米軍や自衛隊は日々、国防のため準備している。素晴らしい友人であり同盟者である岩国市民にも心から感謝する」。福田市長は「不安を払拭(ふっしょく)しながら友好を深めることがお互い重要であると話をさせてもらった。大変貴重な機会を頂いた」と話した。

(2017年12月1日朝刊掲載)

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