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ノーベル賞の益川氏ら対談 公衆衛生学会総会 あすから山口

 日本公衆衛生学会の総会が24~26日、山口市で開かれる。ノーベル物理学賞受賞者の益川敏英名古屋大素粒子宇宙起源研究機構長らの特別対談や、東京電力福島第1原発事故による放射線被曝(ひばく)を考えるシンポジウムなどを一般公開する。

 同総会は県内で初めて開かれる。テーマは「健康リスクへの先見的対応の展望と公衆衛生の課題」。全国から専門家約3200人が訪れる。

 公開行事は全て山口市民会館で開く。24日午前10時50分から、益川氏と津金昌一郎国立がん研究センター予防研究部長が「健康リスクへの先見的対応と科学の限界」をテーマに対談。25日は、午後1時25分から同学会と日本学術会議の合同公開シンポジウム「福島原発事故による放射線被ばく―今後の対策と健康管理」が開かれ、同3時35分から「東日本大震災における公衆衛生活動」をテーマにしたパネルディスカッションがある。

 事前申し込み不要。無料。事務局のコンベンションリンケージTel092(437)4188。(山田英和)

(2012年10月23日朝刊掲載)

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