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島根原発稼働に反対 中電支社前で座り込み 松江

 脱原発を訴える市民約30人が26日、中国電力島根原子力発電所(松江市鹿島町)1~3号機の稼働に反対し、中電島根支社(同市)前で座り込みをした。

 市民団体の連合組織さよなら島根原発ネットワークのメンバーで、「島根原発を廃炉に」「NO再稼働」などと書いたプラカードを掲げ、正午すぎから約30分間座り込んだ。シュプレヒコールを上げた後、稼働反対や活断層の追加調査を求める要請書を同支社に渡した。

 26日は1963年に茨城県東海村で国内初となる原子力発電の成功を記念した「原子力の日」。同ネットの芦原康江事務局長は「取り返しのつかない重大事故を起こす原発を廃炉にし、『脱原発の日』も定められるようになってほしい」と話していた。(川上裕)

(2012年10月27日朝刊掲載)

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