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　米軍岩国基地への空母艦載機移転計画に伴い整備された岩国市愛宕山地区の米軍家族住宅エリア「アタゴヒルズ」への入居が６日に始まったことが、中国新聞の米軍側への取材で８日、分かった。

　同基地によると、入居開始は６日。現時点での入居世帯数や今後の入居予定については、「常時変動しているため言及できない」としている。

　住宅は全２６２戸で、一戸建てと２戸１棟がある。いずれも鉄筋２階建てで、１戸当たり延べ約１４０～１６０平方メートル。建設費は１戸当たり７千万～８千万円という。

　中国四国防衛局が整備した愛宕山地区の住宅エリアと野球場「キズナスタジアム」などを含む運動施設エリアの一部は７月末までに完成。米側に提供されている。（馬上稔子）

（２０１７年１２月９日朝刊掲載）