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原爆ドーム前 イスラエルのガザ空爆に市民有志が抗議

■記者 久行大輝

 被爆地からイスラエル軍のガザへの空爆と地上侵攻に抗議しようと、16日夜、広島市中区の原爆ドーム前で市民有志が即時停止を求めるキャンドル文字を浮かび上がらせた。

 岡本三夫広島修道大名誉教授ら4人が共同世話人の実行委が主催し、約200人がろうそくを持ち寄って参加。「FREE GAZA(ガザを解放せよ) ころさないで」との文字に並べた。在イスラエル日本大使館に勤務経験がある広島市立大の宇野昌樹教授は「見過ごすのではなく抗議の声を」と訴えた。

 ガザへの武力攻撃をめぐってはこの日、秋葉忠利市長が会長を務める平和市長会議も、即時全面停止や国際介入などを求める声明文を発表した。

(2009年1月17日朝刊掲載)

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