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低空飛行訓練の中止要望を継続 島根県知事

 島根県の溝口善兵衛知事は10日の定例記者会見で、米軍機の県西部への低空飛行訓練の中止を引き続き求めていく考えを示した。

 溝口知事は低空飛行訓練について「できれば中止してほしい」と述べた。一方で「日本の防衛強化など、いろんな観点からそうした訓練が必要とされている」と指摘。「住民に大きな迷惑を掛けない範囲でやっていくよう求めていく」とした。

 米軍岩国基地(岩国市)への艦載機移転を巡り、広島県の湯崎英彦知事が交付金の対象拡大を求めていることについては、「進展するかは(広島県と)政府とのやりとりの中で決まっていくのではないか」などと述べるにとどめた。

(2018年1月11日朝刊掲載)

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