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カーター氏との交流の歴史学ぶ 甲奴で国際NGO

 広島県三次市甲奴町と交流のあるジミー・カーター元米大統領が創設した国際非政府組織(NGO)のメンバーが同町を訪ね、交流の歴史などを学んだ。

 NGOフレンドシップ・フォース(本部・米国アトランタ市)のメンバーたち25人で、米国やモンゴルなど国内外から訪れた。同町のジミー・カーターシビックセンター前にハナミズキを植樹=写真。戦時に供出された鐘が米国のカーターセンターで見つかって交流のきっかけとなった正願寺などを見学した。

 メンバーは、広島市中区で世界大会が開かれたのに合わせ、同町訪問を希望。カリブ海に浮かぶフランスの海外県グアドループ支部代表のテレース・ビロバーさん(62)は「平和への努力が交流という形になっているのを見て感動した」と話していた。

(2012年11月6日朝刊掲載)

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