×

ニュース

平和願う御朱印帳 大竹の大瀧神社 折り鶴の再生紙使用

 大竹市白石の大瀧神社が、広島市中区の平和記念公園にある「原爆の子の像」にささげられた折り鶴の再生紙を生かした御朱印帳を売り出した。「平和に思いをはせ、新春の参拝で使ってほしい」と呼び掛ける。

 縦約16センチ、横約12センチ。表裏の両面に折り鶴の再生紙を使用。表面には折り鶴が描かれている。1600円。昨年12月中旬から販売している。

 広島市西区の紙卸会社木野川紙業が再生紙づくりを受託しており、大竹は創業の地。陣場健社長の友人である所巳喜彦(みきひこ)宮司(64)が取り組みに賛同した。所宮司は「広島ならではの品。折り鶴の精神が広がってほしい」と願っている。(白石誠)

(2018年1月13日朝刊掲載)

年別アーカイブ