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　平和をテーマにした全国の博物館のネットワーク「日本平和博物館会議」に加盟する１０館を紹介するパネル展が６日、広島市中区の原爆資料館東館で始まった＝写真。同会議が８、９日、９年ぶりに広島市で会合を開くのに合わせて企画した。来年１月１６日まで。無料。

　各館の主な展示内容や運営理念などをパネル２０枚にまとめた。沖縄県糸満市のひめゆり平和祈念資料館は、看護要員として動員された「ひめゆり学徒隊」の生存者が開館に尽力した経緯を説明する。

　会場では各館の展示にまつわるクイズの応募用紙を配布。全問正解者には抽選で各館のグッズを贈る。

　同会議は１９９４年、広島市の原爆資料館をはじめとする７館が、情報交換や課題の共有を目的に発足した。年１回、持ち回りで会合を開いている。（田中美千子）

（２０１２年１１月７日朝刊掲載）