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カブール市長 復興支援感謝 広島知事を訪問

 アフガニスタンの首都カブール市のナウアンデシュ・モハマド・ユノス市長が7日、広島県庁に湯崎英彦知事を訪ね、国連訓練調査研究所(ユニタール)広島事務所(広島市中区)が主催する同国からの研修生受け入れ事業への謝意を伝えた。

 ナウアンデシュ市長は「カブール市は戦争から復興途上にあり、広島の発展を参考にしたい」と強調。2003年以降、復興を支援するため県が出資する広島事務所の研修事業で、同国の政府関係者たち約300人が戦争からの復興や都市開発について学んだことに感謝を表明した。

 湯崎知事は「広島であらためて平和の重要性を確認してほしい」と述べた。

 ナウアンデシュ市長はこの日、広島市の松井一実市長も訪ねた。国際協力機構(JICA)の招きで4日に来日した。

(2012年11月8日朝刊掲載)

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