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特別名誉市民 露市長に贈る 広島市

 広島市は9日、姉妹都市提携40周年を迎えたロシア・ボルゴグラードのバレリィ・バシルコフ市長(66)に特別名誉市民の称号を贈った。

 市役所であった贈呈式で、松井一実市長は「両市は戦争のない世界を目指してきた。友好関係を一層深めたい」とメダルなどを贈った。バシルコフ市長は「大変な名誉。大量破壊兵器廃絶を目指し、広島市の行動を支持したい」と話した。

 バシルコフ市長は11日、姉妹都市提携を記念して市留学生会館(南区)であるイベント「ボルゴグラードの日」に出席する。

 ボルゴグラード市は第2次世界大戦の激戦地(当時はスターリングラード)として知られる。戦争で破壊された都市同士として1972年、姉妹都市となった。広島市の特別名誉市民は31人目。

(2012年11月10日朝刊掲載)

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