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レストハウス案内所 資料館東館に仮設

 広島市は1日、平和記念公園(中区)にある被爆建物のレストハウスを耐震補強などの改修工事のために休館し、館内にあった観光案内所を公園内の原爆資料館東館1階に仮設した。レストハウスは2019年12月に再オープンの予定。

 観光案内所は、東館1階の休憩所と売店の向かいのロビーの一角に仮設。英語を話せるスタッフが1、2人常駐し、10言語の観光パンフレットなどを置く。開設時間は資料館の開館時間と同じで、2月は午前8時半~午後5時。3月は閉館が午後6時となる。

 観光で訪れた愛知県東浦町の会社員高坂達也さん(52)は「お土産を買える場所を教えてもらいに来た。土地勘がないので聞けてよかった」と話した。

 東館の観光案内所は3月末まで。4月1日からは、原爆の子の像の西側に仮設する施設で対応する。このほかレストハウス内にあった市観光ボランティアガイド協会は市青少年センター(中区)1階に移った。広島観光コンベンションビューロー観光振興部は広島商工会議所ビル(同)6階へ入り5日に業務を始める。(仁科裕成)

(2018年2月2日朝刊掲載)

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