日韓関係に懸念「互いに努力を」 慶応大教授 広島で講演
18年2月6日
慶応大現代韓国研究センター長を務める西野純也教授が、広島市立大(安佐南区)で講演した。「歴史問題や北朝鮮の核問題を巡る対応は日韓関係の一部。旅行や学生同士の交流を大切にして相互理解を深める努力が必要」と呼び掛けた。
2002年のサッカーワールドカップ共催や韓流ブームが日韓関係のピークだったとして現状を懸念。1998年に金大中(キム・デジュン)大統領と小渕恵三首相が21世紀に向けたパートナーシップ構築をうたった共同宣言から20年を迎えるのを踏まえ、「これを節目に協力して関係を改善すべきだ」と強調した。
西野さんは東アジア国際政治と日韓関係が専門。ソウルの延世大で政治学博士号を取得し、韓国の東西大大学院客員教授も務めた。(桑島美帆)
(2018年2月6日朝刊掲載)
2002年のサッカーワールドカップ共催や韓流ブームが日韓関係のピークだったとして現状を懸念。1998年に金大中(キム・デジュン)大統領と小渕恵三首相が21世紀に向けたパートナーシップ構築をうたった共同宣言から20年を迎えるのを踏まえ、「これを節目に協力して関係を改善すべきだ」と強調した。
西野さんは東アジア国際政治と日韓関係が専門。ソウルの延世大で政治学博士号を取得し、韓国の東西大大学院客員教授も務めた。(桑島美帆)
(2018年2月6日朝刊掲載)