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「原発ゼロ」訴え中区でデモ行進

 広島市の市民グループ「さよなら原発ヒロシマの会」が11日、中区でデモ行進した。原発の再稼働反対や上関原発(山口県上関町)の建設計画の撤回などを訴えた。

 メンバーや市民たち約350人が参加した。原爆ドーム前を出発し、横断幕やのぼりを掲げて「原発なくても電力足りる」「今すぐ原発すべてを廃炉」と声を上げて行進。中国電力本社前までの約1・2キロを約40分かけて歩いた。

 原発をなくす全国連絡会(東京)が呼び掛けた全国一斉の抗議行動の一環。ヒロシマの会事務局長の滝史郎広島大名誉教授(67)は「原発のない社会の実現を粘り強く訴える」と話していた。(井上龍太郎)

(2012年11月13日朝刊掲載)

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