平和への希望 絵に 周防大島で池田龍雄展
12年11月14日
前衛芸術家池田龍雄さんの作品を紹介する特別企画展「池田龍雄 友に捧ぐ鎮魂と 平和の希（のぞ）み」が、山口県周防大島町伊保田の陸奥記念館で開かれている。同館の開館４０周年を記念し来年１月８日まで。
池田さんは１９２８年生まれ。特攻隊員として１７歳で終戦を迎え、戦後芸術家を志した。企画展では、画家になろうと決心して最初に制作した自画像、戦争の不条理を表現したというペン画、周防大島沖で訓練中の飛行機が墜落して亡くなった親友を追悼する、流木などを組み合わせた作品など約４０点が並ぶ。
１６日は午前１１時から陸奥記念館で池田さんを囲む茶話会（定員２０人程度）。１７日は午前１０時から同町小松の大島文化センターで池田さんと柳井市出身で企画展のプロデューサー飯山雅英さん（５７）によるトークショー（同３０人程度）がある。陸奥記念館の入館料は高校生以上４２０円、小中学生２１０円。Ｔｅｌ０８２０（７５）００４２。（浜村満大）
（２０１２年１１月１４日朝刊掲載）
池田さんは１９２８年生まれ。特攻隊員として１７歳で終戦を迎え、戦後芸術家を志した。企画展では、画家になろうと決心して最初に制作した自画像、戦争の不条理を表現したというペン画、周防大島沖で訓練中の飛行機が墜落して亡くなった親友を追悼する、流木などを組み合わせた作品など約４０点が並ぶ。
１６日は午前１１時から陸奥記念館で池田さんを囲む茶話会（定員２０人程度）。１７日は午前１０時から同町小松の大島文化センターで池田さんと柳井市出身で企画展のプロデューサー飯山雅英さん（５７）によるトークショー（同３０人程度）がある。陸奥記念館の入館料は高校生以上４２０円、小中学生２１０円。Ｔｅｌ０８２０（７５）００４２。（浜村満大）
（２０１２年１１月１４日朝刊掲載）
