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原爆資料館 元日も開館 祈念館・広島城も

 広島市は14日、原爆資料館と国立広島原爆死没者追悼平和祈念館、広島城(いずれも中区)の3施設で、この年末年始の開館日を増やすと発表した。観光客や帰省した人たちに訪れてもらおうと、おもてなしの向上策として試行する。

 資料館と祈念館の休館日は、12月29日~1月1日の年4日間。これを2日間に減らし12月29日と1月1日を開館する。12月29日~1月2日の5日間休んでいた広島城は1、2の両日を開館する。3施設とも元日にオープンするのは初めて。

 市内の観光関連施設の開館日の増加は、松井一実市長が検討を指示。指定管理者の経費などの課題もあり、3施設で試行することにした。松井市長は14日の記者会見で「観光客たちを気持ちよくもてなしたい。来年度以降も継続できるよう工夫したい」と述べた。(田中美千子)

(2012年11月15日朝刊掲載)

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