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岩国の米兵に事件防止訴え 基地で福田市長

 山口県岩国市の福田良彦市長は14日、米海兵隊岩国基地での隊員教育講習に出席し、10月に沖縄県で起きた米兵2人による女性への暴行事件を例に挙げ、事件の再発防止を求めた。

 講習は非公開。市基地政策課によると、福田市長は隊員約600人を前に英語で約15分間話した。

 福田市長は沖縄の事件の影響で岩国基地の海兵隊員にも夜間外出禁止令が出されたことに触れ、「住民の信頼と理解が失われてしまうと、その回復にはそれまでの何倍もの努力が必要になる」と指摘。「地域と良好な関係を保つには、住民との信頼関係が大切だ」と述べたという。

(2012年11月15日朝刊掲載)

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