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広島盛り上げへ高校生が議論の場 来月、西区で

 広島、東広島市内の学校に通う高校生たちが12月23日、世代を超えて一緒に広島県を盛り上げる方策を考えるワークショップを、広島市の西区民文化センターで開く。広島東洋カープなどをテーマに定期的に開催し、いずれは具体的な行動を起こす。(二井理江)

 企画したのは7校の9人。いずれも、地域の魅力を探して活性化を目指す高校生グループ「ホット・ジャパン・プロジェクト中国・四国委員会」や、世代に関係なく議論を深めようと取り組む高校生団体「こどなひろば中国支部」のメンバー。

 テーマは、カープとサンフレッチェ広島、お好み焼き、福山市が生産地として有名な琴の三つ。高校生と、大学生以上との混合で6人前後のグループをつくり、三つのテーマについてイメージや盛り上げ方法、アピール策を話し合う。各グループでまとめた考えを発表、意見を共有する。

 ワークショップは、2カ月に1回程度継続して開き、行動に移していく方針。代表のノートルダム清心高(西区)2年野村志乃美さん(17)は「大人がやるイベントに高校生は入りづらい。私たちが企画し、大人に参加してもらうことで、大人と子どもが相互理解するきっかけになってほしい」と話している。

 初回は午後1時半から。定員100人。参加費300円。問い合わせはメールで。アドレスkodona.chugoku@gmail.com

(2012年11月17日朝刊掲載)

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