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　岩国市の米軍岩国基地の運用マニュアルと地元との確認事項が異なる問題を巡り、山口県は６日の県議会一般質問で、確認事項の見直しの検討意向を明らかにした岩国市の立場を支持する考えを示した。

　岩国市の福田良彦市長は５日に同基地や県などとつくる岩国日米協議会の確認事項の見直しを検討する意向を明らかにしている。これを受け、県の矢敷健治・岩国基地対策室長は「市の意向を尊重する」と説明。確認事項については「日米間の信頼関係に基づく紳士協定」と述べた。

　協議会は米軍機の運用ルールなどを話し合う場で、１９９１年以降、開催されていない。確認事項で認めていない正月三が日と盆期間中の米軍機の訓練や飛行について基地側の運用マニュアルの記述と食い違いが生じている。（和多正憲）

（２０１８年３月７日朝刊掲載）