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折り鶴で「明日の神話」完成 君田23日 イベントで除幕

 広島県三次市君田町の元小学校校舎を活用した研修施設「こぶしの森 体験の館」で、原爆の子の像(広島市中区)に手向けられた折り鶴を板に貼って岡本太郎の壁画「明日の神話」を再現した作品が20日、完成した。

 縦1・43メートル、横4・8メートル。広島市から譲り受けた折り鶴約3万2千羽を使った。9月末から制作を始め、君田小児童や来館者計約150人が、絵の部分ごとに分担して折り鶴を貼り付けた。

 作品は中央部を中心に再現。木枠に収め、同館の開館10年目を記念した23日のイベントで除幕予定。体育館に約1カ月展示し、その後は校舎部分1階のホールに常設する。イベントは午前9時半から。マジックショーや銭太鼓などの催しがある。(桜井邦彦)

(2012年11月21日朝刊掲載)

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