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米軍から気象情報 岩国空港 基地データ活用

 米海兵隊岩国基地(岩国市)に軍民共用空港として開港する岩国錦帯橋空港(愛称)で、気象庁が米軍から空港周辺の気象データの提供を受ける方向で調整していることが22日、気象庁などへの取材で分かった。近く正式に合意し協定を結ぶ。

 同庁によると、米軍からの気象情報の提供は初めて。

 これまでは気象庁が空港に出張所を設けるなどして気象データを収集するのが一般的だった。しかし、基地内の滑走路を使用する岩国空港では、米軍が離着陸などに必要な気象データの観測設備を既に持っているため、気象庁が独自に観測を行わず米軍からデータの提供を受けることにした。

(2012年11月23日朝刊掲載)

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