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原爆被害証言 航海に参加を ピースボート募集

 国際非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN(アイキャン))加盟のNGOピースボート(東京)は、5月8日~8月21日に24カ国を巡る「証言の航海」で原爆の被害を伝える被爆者や若者たちを募っている。

 航海は11回目で、ICANが昨年の核兵器禁止条約制定に貢献してノーベル平和賞を受けてからは初めて。横浜港発着の大型客船で核兵器保有国の米国、ロシア、フランスなどに寄港し、現地のICAN加盟団体と連携して禁止条約への署名、批准を訴える。

 被爆者、被爆2世・継承者、ユース特使(出発時30歳以下)の3枠でそれぞれ若干名募る。いずれも、寄港先での食費や諸経費などに計30万円程度が必要。募集締め切りは今月30日(必着)。申込用紙の請求や問い合わせは、ピースボート☎03(3363)7561。

(2018年3月28日朝刊掲載)

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