［イワクニ 地域と米軍基地］ 米艦載機 新たに４機 近く全ての移転完了へ
18年4月2日
米軍岩国基地（岩国市）へ厚木基地（神奈川県）から空母艦載機約６０機が移転する計画で、残るＦＡ１８スーパーホーネット戦闘攻撃機２部隊（２４機程度）のうちの４機が３０日、新たに岩国基地に到着した。在日米海軍司令部（同県横須賀市）は２部隊を「今週中に移し、全ての移転を完了させる」としている。
４機編隊で飛来したスーパーホーネットは、午後１時５０分ごろから滑走路に順次着陸。駐機場に進み、既に移転していた他の艦載機と合流した。
最後に残っている２部隊を巡っては、国が移転開始の目安として示した２４日以降、２６日に１機、２８日に８機が到着した。司令部は「２６日より前にも既に何機か移転している」と説明するが、具体的な機数は明らかにしていない。艦載機の動向に詳しい市民団体の情報なども踏まえると、これまでに計２０機程度が移った可能性がある。
移転が完了すれば、既存の海兵隊機を含む岩国基地の所属機は約１２０機になり、極東最大級の航空基地となる。（松本恭治、馬上稔子）
（２０１８年３月３１日朝刊掲載）
４機編隊で飛来したスーパーホーネットは、午後１時５０分ごろから滑走路に順次着陸。駐機場に進み、既に移転していた他の艦載機と合流した。
最後に残っている２部隊を巡っては、国が移転開始の目安として示した２４日以降、２６日に１機、２８日に８機が到着した。司令部は「２６日より前にも既に何機か移転している」と説明するが、具体的な機数は明らかにしていない。艦載機の動向に詳しい市民団体の情報なども踏まえると、これまでに計２０機程度が移った可能性がある。
移転が完了すれば、既存の海兵隊機を含む岩国基地の所属機は約１２０機になり、極東最大級の航空基地となる。（松本恭治、馬上稔子）
（２０１８年３月３１日朝刊掲載）
