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「アンネの家」館長講演 7日 福山ホロコースト記念館

 福山市御幸町のホロコースト記念館は7日午前11時から、オランダ・アムステルダムの「アンネ・フランク・ハウス」(アンネの隠れ家)のロナルド・レオポルド館長を招いた講演会を開く。無料。

 ハウスにはアンネの家族たちがナチスの迫害から逃れるため、1942年から45年まで身を寄せた。アンネの父オットー氏が中心とって保存活動をし、60年に公開。年間約125万人が訪れる。

 レオポルド館長が同記念館を訪れるのは初めて。約1時間半の講演ではアンネやハウスの話を通じ、平和について考える。日本語通訳付きで、質問の時間も設ける。

 同記念館は、95年のオープン時から交流している。大塚信館長は「貴重な機会。民族や思想を超えて人々がどう過去と向き合っているのか知ってほしい」と話している。定員100人。申し込みは同館☎084(955)8001。(高本友子)

(2018年4月4日朝刊掲載)

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