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被爆医師 広島で語り継ぐ会 来月13日 中高生と座談会も

 広島市医師会は市民公開講演会「世界の若人へ 語り継ごうヒロシマから」を5月13日午後1時半から4時まで、広島市西区観音本町の広島医師会館で開く。被爆者でもある医師たちが、自らの体験と平和への思いを伝える。聴講者を募集している。

 ともに1945年当時は10歳だった真田病院(南区)の真田光明名誉院長と、砂本内科(中区)の砂本忠男院長が、原爆投下時の様子や、被災者が収容された避難所の惨状などの記憶を語る。

 広島大付属中・高の管弦楽班がオープニング演奏をするほか、真田、砂本両医師との座談会にも参加する。被爆の後障害研究で知られる元広島大原爆放射能医学研究所長で、同大名誉教授の鎌田七男氏による「原爆放射線の身体的・精神的影響」と題した講演もある。

 先着300人。事前にファクスで申し込む。ファクス082(292)5233。電子メールも可。kouen@city.hiroshima.med.or.jp

(2018年4月23日朝刊掲載)

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