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日米中学生 平和願う 南区段原

 広島市南区霞の段原中に26日、米国オレゴン州のマウント・テーバー中の生徒43人が訪れ、平和を願う折り鶴などを折って交流した。

 一行は日本語学習の一環で来日。2015年から交流する同校への訪問を楽しみにしてきた。段原中の生徒は日本語と英語を交えながら鶴の折り方を説明。紙飛行機も一緒に作り、平和のメッセージを書いて飛ばした。さらに抹茶と和菓子でもてなし、かるたやゲームで親交を深めた。

 折り鶴は平和記念公園(中区)南側にある「原爆犠牲国民学校教師と子どもの碑」などにささげる。マウント・テーバー中2年コナティー・エイダさん(14)は「戦争のない世の中にとの願いを込めた。また作ってみたい」。段原中1年の木原三佳さん(13)は「交流を通じて世界が平和になればいい」と願っていた。(山本真帆)

(2018年4月27日朝刊掲載)

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