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ジュニアライター 像の歩み 写真で振り返る 来月4日フラワーフェスティバル

 広島市中区の平和大通り一帯である2018ひろしまフラワーフェスティバル(FF)で5月4日、中国新聞ジュニアライターが「原爆の子の像60年」をテーマにステージ発表する。佐々木禎子さんの同級生らが励んだ像の建立運動を、当時の写真で振り返る。

 4日午後1時半、3時半の2回、三川町ブロックにある「ゴールデンシャワーステージ」が舞台となる。「ラブちゅーひろば」の看板が目印。中国新聞のマスコットキャラクター「ちゅーピー」も駆け付ける。

 それぞれ30分間の発表では、幟町小時代の活発な禎子さんや、像の建立を子どもたちが呼び掛けた募金の様子を、パネルを使って説明。各国の出版物やモニュメントを通じて「SADAKO」が広く知られるようになった世界の状況も伝える。テーマにちなんだクイズも出題する。

 当日、会場で配るために折り鶴をあしらったオリジナルのキーホルダーも作っている。リーダーの高2鬼頭里歩さん(17)は「原爆の子の像の歴史と今を自分たちの視点で捉え、分かりやすく伝えたい」と意気込んでいる。

(2018年4月30日朝刊掲載)

「原爆の子の像」建立60年 サダコの輪 核廃絶へ

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