×

ニュース

具体性のあるエネ政策注文 島根知事

 島根県の溝口善兵衛知事は6日の記者会見で、衆院選の原発・エネルギー問題への各党の主張について「原発依存度を下げる意思は見て取れるが、実現への道筋がはっきりしていない」と述べた。具体的なエネルギー政策を各党に注文した。

 溝口知事は「第三極は急な連合で政策のすり合わせもできていない」と指摘。中国電力島根原発(松江市鹿島町)の使用済み核燃料の処理問題を含め「できる限り具体性のあるエネルギー政策を示してほしい」とした。

 溝口知事は4日の公示日、原発の再稼働を主張する島根1区の立候補者の応援演説をしたが「全ての考えが同じではない。再稼働はさまざまな意見を聞いて判断する」と述べた。

(2012年12月7日朝刊掲載)

年別アーカイブ