平和を願い巨大木版画 完成迫り西区で作業公開
12年12月7日
広島市佐伯区の版画家君島龍輝さん（５６）が平和への願いを込め、２年半をかけ制作中の巨大木版画が完成間近となり、６日から作業の公開を始めた。作品は東日本大震災の被災地での展示も目指す。
西区横川町１丁目の小田億ファインズ本店で公開。自宅から搬入した計１８０枚の版木のうち、未完成は残り２枚となった。竜の姿などを刻み、１列に並べると縦１・８メートル、全長１６３メートル。９日に完成予定だが、１７日まで公開する。
２０日午後３時～６時半、広島工業大（佐伯区）体育館に版木を並べて披露式もする。
制作中に東日本大震災があり、被災地へ何度も支援活動に入った君島さん。「版画に込める思いはいっそう深まった。刷り上げて被災地へも届けたい」と話す。（道面雅量）
（２０１２年１２月７日朝刊掲載）
西区横川町１丁目の小田億ファインズ本店で公開。自宅から搬入した計１８０枚の版木のうち、未完成は残り２枚となった。竜の姿などを刻み、１列に並べると縦１・８メートル、全長１６３メートル。９日に完成予定だが、１７日まで公開する。
２０日午後３時～６時半、広島工業大（佐伯区）体育館に版木を並べて披露式もする。
制作中に東日本大震災があり、被災地へ何度も支援活動に入った君島さん。「版画に込める思いはいっそう深まった。刷り上げて被災地へも届けたい」と話す。（道面雅量）
（２０１２年１２月７日朝刊掲載）
