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2018ひろしまFF 折り鶴広め 節目の10回 広島女学院大生

 平和公園ブロックで広島女学院大(広島市東区)の学生が開く「折りづるひろば」が10回目を迎えた。折った鶴は5日、平和記念公園にある「原爆の子の像」にささげる。

 学内に呼び掛け学生48人が協力した。外国人や親子連れと一緒に折り鶴を作りながら、2009年から続ける活動内容を伝えた。カナダ在住の被爆者のサーロー節子さんに、同大の学生が折り鶴の首飾りを贈った逸話を紹介。昨年12月、非政府組織(NGO)核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN(アイキャン))へのノーベル平和賞授賞式があったノルウェー・オスロで、サーローさんが首飾りを受け取ったことを示す資料も用意した。

 実行委員長の長崎まりなさん(21)=安佐南区=は「1年生の頃から参加し続けている。先輩から引き継いだ活動を後輩につなぎたい」と張り切っていた。(山本真帆)

(2018年5月5日朝刊掲載)

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