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復興伝える写真と言葉 被災地支援ポスター展 12日から広島県福山

 東日本大震災の被災者の写真に言葉を添えたポスターの展示会「復興の狼煙(のろし)」が12日、広島県福山市霞町の市中央図書館で始まる。被災地支援の輪を広げようと市内の市民団体が企画した。無料で27日まで。15日は9枚組み(2625円)などを販売する。

 B3判ポスター約30点を並べる。がれき撤去を進める住民や、仮設住宅前の子どもの写真に「つながって一歩」など象徴的な言葉を添えた。

 ポスターは岩手県内の写真家たちが被災地の現状を広く伝えるために作り、販売収益を義援金にしている。

 15日午後3時からは同館4階のまなびの館ローズコムで、ポスター制作を発案し、言葉を考えた盛岡市の広告会社社員佐々木昌彦さんが講演する。

 企画した福山市の「若い才能を応援する会」の津森祐一代表(66)は「被災者の真っすぐなまなざしと力強い言葉を多くの人に見てほしい」と話している。津森代表Tel080(5459)9616。(水川恭輔)

(2012年12月8日朝刊掲載)

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