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世界の子ども平和願い描く 中区で絵画展

 「子どもたちの平和の絵コンクール」(広島市など主催)の作品展が15日、中区の原爆資料館東館で始まった。1月31日まで。

 優秀賞以上の112点を展示。折り鶴や虹、世界中の人の笑顔などを描いた作品が並ぶ。市内に加え、海外8カ国の姉妹、友好都市を含めて4665点の応募があった。

 15日は表彰式もあり、大賞3点のうち安佐北中2年高岡巧洋さん(14)と中島小5年の山本桃加さん(11)に表彰状が贈られた。上空から見た原爆ドームのアクリル画を描いた高岡さんは「住み慣れた町や家族を守りたいという気持ちを込めた」と話していた。韓国大邱市の中学生ジャン・ソヒさんも大賞に選ばれた。

(2012年12月16日朝刊掲載)

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