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変色パネル改修が完了 平和公園

 広島市は18日、平和記念公園(中区)にある、原爆で壊滅した中島本町の様子を伝えるパネルを取り換えた。日差しの影響で説明文や写真が変色し、読みにくくなっていた。

 パネルは縦60センチ、横90センチ。基盤の素材をこれまでのステンレスから、日光を浴びても熱くなりにくいアルミに変更。表面の印刷フィルムも新素材にした。費用約20万円は市の平和推進費を充てた。

 パネルは2008年、国際ソロプチミスト平和広島が市に寄贈。市は8月、変色に気付いた。市平和推進課被爆継承担当の石田芳文課長は「今後はパネルを点検する頻度を高めたい」と話している。

(2012年12月19日朝刊掲載)

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