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演劇通じヒロシマ考える 8月広島 出演者を募集

 8月10、11日に広島市中区のJMSアステールプラザで上演する演劇「ヒロシマの孫たち」「アフターヒロシマ」のプロジェクトチームは、小学生からシニアまで幅広い世代の出演者を募っている。

 「ヒロシマの孫たち」は小学生たちの被爆者へのインタビューを基に、英国の劇団とともに作り上げた作品。3年前から毎年上演している。朗読劇「アフターヒロシマ」は昨夏が初演。原爆投下後に広島を訪れた英国の兵士の体験などから、原爆の恐ろしさや平和の大切さを伝える舞台だ。

 新たに募集するのは二十数人。演劇経験は全く必要ない。7月14日から計15日程度、中区の市青少年センターでの練習に、これまでのメンバーとともに参加してもらう。当時を振り返ったり、声を出したりするワークショップを重ね、演劇で表現して、広島の記憶を現代の問題として捉え直してもらいたいという。

 申し込みはNPO法人子どもコミュニティネットひろしま代表理事の小笠原さん☎090(8600)2279。

(2018年6月26日朝刊掲載)

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