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平和市長会議への加盟を市町村に呼びかけ 広島市議会

■記者 森田裕美

 広島市議会は6日、全8会派の幹事長会議を開き、秋葉忠利市長が会長を務める平和市長会議(2708都市)に加盟していない国内の市町村に対し、新年度から視察などの機会に加盟要請を行うことを申し合わせた。

 会議では、藤田博之議長が昨年12月の市議会一般質問で議会側による加盟要請の提案があった経緯を説明。市議会の各委員会が他の自治体を行政視察で訪れたり、市議会が視察を受けたりした場合には議長名の加盟要請文に秋葉市長の手紙と申請書を添えて手渡す方針が、議会事務局から提案された。異論は出なかった。

 平和市長会議は、昨年から国内の市町村への加盟呼び掛けを開始。全1804市町村のうち、政令市や中核市を中心に210市町村が加わっている。広島県内では、神石高原町を除いてすべて加盟している。

(2009年2月7日朝刊掲載)

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