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米軍機騒音被害 解消を訴え集会 岩国の4団体

 米軍岩国基地(岩国市)への空母艦載機の移転に反対してきた市内4団体でつくる「異議あり!『基地との共存』市民行動実行委員会」は1日、米軍機による騒音被害の解消を訴える市民集会を市役所前広場で開いた。

 市内外から約400人(主催者発表)が参加。実行委の岡村寛代表(74)はあいさつで、3月末の艦載機の移転完了後に騒音回数や市への苦情件数が大幅に増加したと強調。「平穏な生活を送れるように声を上げよう」と話し、騒音被害の解消に向けた署名活動への協力も呼び掛けた。

 参加者も相次いでマイクの前に立ち、「4月以降は爆音の質が変わった」「看護師の妻が夜勤明けに寝ていて目が覚める」などと被害の実態を報告。集会後は市中心部をパレードした。(松本恭治)

(2018年7月2日朝刊掲載)

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