×

ニュース

広島-邑南 被爆者の道 来月4・5日 徒歩の参加者募集

 1945年8月6日の原爆投下で被爆した人たちが邑南町へ避難した道のりを徒歩でたどる「歩こう広島から」が8月4、5日にある。同町公民館連絡協議会が主催し、中学生以上の参加者40人を募集している。

 4日午前8時半、同町山田の出羽公民館で出発式をした後、バスで広島市中区の平和記念公園に向かう。原爆資料館を見学し、原爆の子の像に折り鶴をささげる。午後1時に平和記念公園を出発。途中、夕食や仮眠を取りながら、広島県北広島町を経て邑南町を目指す。5日午前11時ごろに同公民館に到着予定。

 1988年から「歩こう広島まで」と題して毎年開催し、被爆した人たちが避難した道のりを逆にたどってきた。参加者たちから「邑南町に向かった実際の道を歩きたい」との声があり、行程を変更した。

 7月26、27日の午後6時半から同公民館で平和学習会がある。行程の説明のほか、被爆者から体験談を聞く。参加費2千円。13日までに申し込む。同公民館☎0855(83)0912。

(2018年7月4日朝刊掲載)

年別アーカイブ