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原爆復興の足跡学ぶ 中区で8日から連続講座

 原爆からの復興に貢献した広島市中区ゆかりの人物や施設について学ぶ講座が今月中に3回、同区の江波山気象館と舟入公民館である。

 初回8日のテーマは江波山気象館。原爆で多くの職員が負傷しながらも気象観測を続けた。同館の被災状況を記録した資料などを職員が紹介する。

 2回目の21日は、被爆者のための住宅を建てた米国の平和運動家、故フロイド・シュモー氏について学ぶ。3回目の29日は、現在の舟入本町生まれの漫画家、故中沢啓治氏を取り上げる。インタビュー映像や書籍から「はだしのゲン」に込めた思いを読み解く。

 いずれも午前10時~11時半。無料で各回先着20人程度。1回のみでも受講できる。前日までに舟入公民館に申し込む。☎082(295)5003。(栾暁雨)

(2018年7月5日朝刊掲載)

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