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メダル・賞状レプリカ展示 ノーベル平和賞のICANに授与 原爆資料館 来月6日まで

 昨年のノーベル平和賞を受賞した非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)に授与されたメダルと賞状のレプリカの展示が22日、原爆資料館(広島市中区)で始まった。8月6日まで。

 どちらもノルウェーのノーベル賞委員会が作成した公式レプリカとして、ICANの国際運営団体のNGOピースボート(東京)に贈られた。直径約6.5センチのメダルは「核の時代から核兵器廃絶へ向けて」のコーナーに置かれた。

 志賀賢治館長と展示開始を見届けたICAN条約コーディネーター、ティム・ライトさん(33)は「核兵器の非人道性と廃絶の必要性を長年、伝えてきた被爆者にも贈られたもの」と語った。広島に続き、長崎原爆資料館でも展示する。(金崎由美)

(2018年7月23日朝刊掲載)

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