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学生の視点 映像祭入賞作 29日に上映会 沖縄や残留邦人

 広島経済大(広島市安佐南区)で映像製作を学んだ卒業生8人が、在学中に手掛けた2本のドキュメンタリー映像の上映会が29日午後2時から、広島市中区の合人社ウェンディひと・まちプラザである。

 作品は、沖縄戦の経験者と現地の大学生たちとの交流を通じ、米軍基地問題の現状を考える「眼差(まなざ)し」。もう1本の「私は日本人です」は、広島市中区の市営基町アパートに暮らす中国残留邦人とその家族の姿を追った。

 いずれも約10カ月にわたり取材。昨年、地域課題に迫る優れた映像に贈られる「地方の時代」映像祭で入賞した。作品を知った市民グループ「広島と福島を結ぶ会」が、若者の感性に触れてほしいと企画した。

 定員112人で先着順、無料。28日までに電話で申し込む。代表の加藤りつこさん☎090(6840)7943。(山本真帆)

(2018年7月25日朝刊掲載)

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