核廃絶活動 カレンダーでPR 市立学校寄贈を高校生が申し出
13年1月15日
署名活動などを通じて核兵器廃絶を訴える「高校生1万人署名活動実行委員会・広島」の高校生たち4人が11日、広島市立学校全215校へ活動をPRするカレンダーの寄贈を市に申し出た。市は快諾し、近く全校に2部ずつ配る。
4人は市役所に佐伯克彦市民局長を訪問。署名活動の様子の写真を載せたカレンダーを紹介し、「若者の活動の輪を広げるため各校に贈りたい」と提案した。佐伯局長は「被爆者が高齢化する中、若い世代の取り組みは重要」と歓迎した。
カレンダーは平和団体などでつくる実行委本部(長崎市)が2012年から発行し、収益を活動資金に充てている。13年は1万部を発行し、このうち4千部を広島、長崎両市や東日本大震災の被災地の学校に配る。(田中美千子)
(2013年1月12日朝刊掲載)
4人は市役所に佐伯克彦市民局長を訪問。署名活動の様子の写真を載せたカレンダーを紹介し、「若者の活動の輪を広げるため各校に贈りたい」と提案した。佐伯局長は「被爆者が高齢化する中、若い世代の取り組みは重要」と歓迎した。
カレンダーは平和団体などでつくる実行委本部(長崎市)が2012年から発行し、収益を活動資金に充てている。13年は1万部を発行し、このうち4千部を広島、長崎両市や東日本大震災の被災地の学校に配る。(田中美千子)
(2013年1月12日朝刊掲載)