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　平和の願いを込めた作品を紹介する「広島平和美術展」が、広島市中区の県民文化センターで開かれている＝写真。広島平和美術協会の主催。５日まで。

　絵画や生け花、工芸など２５６点を展示。原爆ドームや原爆の子の像など被爆地ヒロシマを描いた水彩画が多い。一方で、宮島の春や縮景園など現在の穏やかな日常の風景も鮮やかに描かれている。

　来場した安佐南区の門田知子さん（７４）は「多くの作者が思い思いの方法で平和を表現していて、勇気づけられた」と笑顔だった。大人３００円、中学生以下と被爆者は無料。

（２０１８年８月２日朝刊掲載）