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広島・長崎 両式典に首相出席

 菅義偉官房長官は3日の記者会見で、安倍晋三首相が広島市中区で6日にある平和記念式典と、長崎市で9日に開かれる平和祈念式典に出席すると発表した。安倍首相が両市の式典に出席するのは6年連続で、第1次政権時代の2007年を含めて7回目となる。

 首相は6日、広島市の式典であいさつをした後、「被爆者代表から要望を聞く会」に出席し、東区の原爆養護ホーム「神田山やすらぎ園」を訪問する予定でいる。

 菅官房長官はあいさつの内容について「唯一の戦争被爆国として、広島、長崎の悲劇を二度と繰り返さないとの決意や、核兵器のない世界の実現に向けた決意を踏まえたものになる」との見通しを示した。

 会見では、首相が5日に広島県内の西日本豪雨の被災地を視察することも発表された。首相が同県内の被災地を訪問するのは7月21日に続き2回目。(野崎建一郎)

(2018年8月4日朝刊掲載)

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